航空整備科 ヘリコプターコース3年生 装備品実習
この日、航空整備科3年生ヘリコプタ・コースは、一日中装備品実習という科目。
バッテリとスタータ・ジェネレータの整備です。
こちらは、バッテリの整備を学んでいます。
CNAで使用しているヘリコプタのバッテリは、オリジナルではニッケル-カドミウム・バッテリで、車などで従来広く使用されている鉛バッテリに比べて整備項目が多く、ちゃんと面倒を見てやらないと熱暴走という恐ろしい現象が発生するので、いろんな機材を使用してしっかり整備します。
こちらは、スタータ・ジェネレータを取り外しています。
スタータ(エンジン始動用モータ)とジェネレータ(発電機)は車やオートバイにも付いていますが、この二つが一つになったものがスタータ・ジェネレータです。略してスタジェネ。
次に使用するレンチ・サイズはー...っと。
下にいる学生が次に使用するツールを準備し作業者に渡します。
航空整備はチームワークで作業します。
取り外したスタジェネを更に分解。
ブラシという部品を外して摩耗などを点検し、再度取り付けを行っています。
点検した結果問題ありませんでした。
スタジェネを元通り組立てた後、機体(エンジン部分)に取り付けを行い、作動チェックをして完了です。