航空業界の
ニーズに合った、
タービン飛行機整備士の
エキスパートを目指す
学びの核心
小型ビジネスジェットの
整備技術が学べる
航空機のエンジンには大きく分けてタービンエンジンとピストンエンジンの2種類があります。そんなエンジンの仕組みを理解し、二等航空整備士の資格を取得します。操縦訓練、貸切、遊覧、地図データ収集など需要が高まる小型飛行機に関する整備技術を身に付けることができます。
タービンエンジンの
仕組みを学べる
エアラインに入社後は、基本的に大型機の整備士資格である一等航空整備士の取得を目指します。そして、大型機のほとんどはタービンエンジンを装備しています。そのため、タービンエンジンの知識を有していることは、エアラインの入社を目指す方にとっても重要です。
タービンエンジンのメカニズム
エンジン前方から吸気した空気をコンプレッサーで圧縮し、燃焼室へと送り込みます。その燃焼により発生した高圧ガスによりタービンが高速回転し、その動力をシャフトへ伝えることで先端のプロペラが回転します。
3年間の学びの流れ
航空業界のニーズに合った
確かな知識と技術を習得
基本的な
技術を
身につける
1年次
1年次の後半から
コース分けを行う
各学科ごとに必要な共通教育を受けた後、1年次後期から希望・適性及び能力等により、いずれかのコースを専攻します。
2年次
二等航空整備士の
国家資格試験を受験
二等航空整備士の学科試験受験のための専門教育を受け、学科試験(国家試験)を受験します。また同時に航空機整備のための基本技術(リベットや金属加工)を学びながら、受験機の専門教育を受けます。
技能審査
受験
3年次
実機の技能審査を受験
前期で基本作業の技能審査(国家試験に代わる)を受験し、受験機の専門的な教育、点検作業実習、試運転の教育を受け、2月に総仕上げとなる実機の技能審査(国家試験に代わる)を受験します。
学びを
活かす
卒業
就職
大手航空会社、LCC、整備会社、小型機使用会社、官公庁と多岐にわたる飛行機を運航、整備する会社に就職します。
授業内容
リアルな整備実習に
わくわく!
ピックアップカリキュラム
エンジン整備
実際のエンジンを用いたコンプレッサー分解検査、プロペラ振動解析などの実践的な整備作業を学びます。
フライトコントロール調整
空中で機体を操作するために欠かせない操縦システム。適切な調整作業を実習で身に付けます。オートパイロット機能の点検も行います。
本物のタービン機を用いて
リアルな整備実習を体験
本校はターボプロップエンジンを搭載した飛行機を実習用教材として所有しています。本物の機体と触れ合うことのできる整備実習を通して、実践的な知識・技能を習得します。また、ターボ・プロップ・エンジンのカットモデルなども利用しながらタービン機の仕組みなどを理解することができます。