一般部門446点 / アートフォト部門316点
計762点の応募がありました
CNA PHOTO CONTEST結果発表
「CNA PHOTO CONTEST」へたいへん多くのご応募をいただき、ありがとうございました。
厳正な審査の結果、入賞作品が決定しました。ここに審査結果を発表させていただきます。
※当サイトに掲載されている写真・テキスト等を無断で複製・転載することを禁じます。
審査講評
中日本航空専門学校 校長安藤 弘治
本校の創立50周年記念イベントとして企画いたしましたフォトコンテストに、想定をはるかに超える762点の応募をいただき、驚きとともに誠にうれしい限りです。応募していただいた方全員に感謝とお礼を申し上げます。
どれをとっても撮影者の飛行機に対する熱意が伝わるすばらしい写真ばかりで、選考には大変苦労しました。最終的には航空の教育に携わる者としてのインスピレーション(本校を巣立ち航空業界で活躍しているOB、OG の想い)をもって決めさせていただきました。今回のコンテストを通して、より多くの子供たちが飛行機をもっと好きになって
くれるよう世間に発信していきたいと思います。ありがとうございました。
一般部門[テーマ] 空港や飛行機の写真
グランプリ
「夕映え」
撮影:早川 幸夫 さん
- 審査評
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シルエットとなっている手前の二人の格好がいい雰囲気を生み出しており、それが決め手となりました。人と人を結ぶドラマが生まれる空港という場所を、常滑側の海岸、つまり空港ではない場所での1枚で感じさせてくれたことに感動しました。(深澤)
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夕日(セピア色)に染まる空を高速で飛行しているにもかかわらず、まるで浮いているかのような機影を眺めるカップルと、楽しそうに浜辺を散歩するカップル。何とも言えない温かみとゆっくりと時間が流れているような情景が印象的です。(安藤)
準グランプリ
「山岳救助」
撮影:あきらっす さん
- 審査評
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救助ヘリコプターが果たす役割と、救助隊の方たちの重責感などが伝わってきます。航空機が世の中のために果たす使命は大きく尊いものでありますが、何よりも尊い人命を救助するという救助隊の方たちの使命感もこの1 枚に宿っているように思います。(深澤)
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モノトーンの奥深い山間に赤白色の消防ヘリ。厳しい現場の印象が伝わります。消防、警察、防災のヘリは、整備士もウインチ操作など救難作業の一役を担います。本校の卒業生の姿と重なり大変印象の深い作品です。(安藤)
CNA賞
アートフォト部門[テーマ]カッコいいヒコーキ写真
グランプリ
「宿命」
撮影:むっつー さん
- 審査評
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1枚の作品としての一体感が見事にアートです。引退が迫るB737-500 スーパードルフィンへの想いだけでなく、ヒコーキを愛するココロ、ヒコーキ写真に対する真摯な姿勢がこの1枚からヒシヒシと伝わってきます。機体と工場内装の色とトーンが同調しており、かつ長年使い込んだ風合いがいいですね。選考後にCNA 在校生だと聞きましたが、忖度なし! 堂々のグランプリです。(深澤)
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地球を何万回と周回する距離を飛行し、どれだけの人と幸せを運んだことか…お疲れさまでした。が伝わってくると共に、この描写は今までにあまり目にすることのないものであり、技術屋として見入ってしまうすばらしい作品です。しばらく手に取ってずっと見入ってしまいました。(安藤)
準グランプリ
「夕映えのダイナスティ」
撮影:槙山 崇 さん
- 審査評
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着陸であり、夕陽に向かっている状況ではありますが、明るい世界へ飛び立つかのような素敵なシーンです。ここのところ世の中に充満していた暗澹たる閉塞感を打ち払うかのような爽快さが、見る者に勇気と明るさをもたらしてくれるようでした。(深澤)
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夕日のオレンジと、空の青と、雲のグレー色の組み合わせがとてもいい感じです。着陸に向けて滑走路に侵入する情景のようですが、今日も無事にフライトを終えられてよかったーっと、飛行機から聞こえてきそうな感じで、お疲れ様と話しかけたくなるようなシーンです。(安藤)
航空写真家深澤 明
中日本航空専門学校の創立50周年を祝うかのようなとてもハイレベルな作品が、一般部門、アートフォト部門共に多く寄せられ、応募された皆さんのヒコーキや空港に対する愛情がいっぱい伝わってきました。「もっと入選数を増やしたい」。選考から漏らすには惜しい作品がたくさんありましたので、審査中に思わずそう口走ってしまいました。これからも皆さんにとってヒコーキや空港が身近にあり、ヒコーキ写真を愛するココロ豊かな人生となるよう心から祈念しております。